アノテーション
PCサイトの他にスマートフォンサイトなどがある場合に行う措置。
PCサイトにはheadタグの中にスマートフォンサイトのURLをrel="alternate"で指定し、モバイルサイトにはheadタグの中にrel="canonical"でPCサイトのURLを指定します。
この際注意しなくてはいけないのは、必ず該当するページに対してアノテーションを行うということです。
全てトップページを指定するようなことは避けましょう。
もしどうしてもPCサイトのURLとスマートフォンサイトのURLが一致しないような場合は、無理にアノテーションの指定をせず、検索エンジン側の判断に任せることが推奨されます。
設定例
■PCサイト(トップページ):http://www.hogehoge.com/
<link rel="alternate" media="only screen and (max-width: 640px)" href="http://www.hogehoge.com/sp/" />
■スマートフォンサイト(トップページ):http://www.hogehoge.com/sp/
<link rel="canonical" href="http://www.hogehoge.com/" />
■PCサイト(製品ページ):http://www.hogehoge.com/product.php
<link rel="alternate" media="only screen and (max-width: 640px)" href="http://www.hogehoge.com/sp/product.php" />
■スマートフォンサイト(製品ページ):http://www.hogehoge.com/sp/product.php
<link rel="canonical" href="http://www.hogehoge.com/product.php" />
アノテーションと一緒にリダイレクトも
モバイルデバイス向けにアノテーションをつける場合、デバイスに応じたページへのリダイレクトも同時に行いましょう。
PC→モバイル
PCサイトに訪れたモバイルユーザーを、モバイルサイトへリダイレクト。
この処理は「必須」となります。
モバイル→PC
モバイルサイトに訪れたPCユーザーをPCサイトへリダイレクト。
この処理は必須ではありません。